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備え

能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の方々に謹んでお悔やみを申し上げます。

 

また未だ安否のご不明な方とそのご家族の方々のご心中を察するに余りあります。

 

厳しい寒さも重なり被災された皆様の健康と安全と一日も早い復旧・復興を祈るばかりです。

 

 

 

新しい年の新しい日に甚大な災害が起こるなんて想像もできませんでしたが

 

災害はいつどこで誰にでも降りかかることを再認識しました。

 

私達は幾度となく再認識させられて来ました。

 

 

 

頭ではわかってはいます。

 

いつかは来るかも

 

その時の備えはできているか。

 

 

別の出来事で私はできていませんでした。

 

 

正月休みの帰省から帰宅すると

 

玄関が開いていました。

 

鍵のところをこじ開けられた痕も確認できました。

 

 

我が家に泥棒が入りました。

 

 

部屋の中はタンスが動いていたり引き出しが開いていて

 

しっかり荒らされていました。

 

 

はじめて空き巣に入られたショックと

 

防犯対策しておけばよかったという後悔

 

 

今更ながら防犯グッズをネットで調べれば

 

見守りカメラのように

 

コンセントに繋ぐだけで360°見渡せ・動体検知・携帯通知・録画・暗視機能・アラーム・発話機能等の優れた

 

防犯カメラが6,000円代で購入できることを知りました。

 

こんな手軽に防犯対策ができたのに

 

自分のことに置き換える想像力がなく備えることができず被害に遭いました。

 

 

ことは違いますが災害への備えも同じことが言えます。

 

 

被害に遭わなければ他人事ではありません。

 

災害はいつどこで誰の身に降りかかるかわからないからです。

 

 

そして

 

備えは自身でできることが沢山あります。

 

 

物の備え

 

食料

備蓄は難しくありません、普段食べ慣れているものを多めにストックすることも備蓄になります。

特にご自身やご家族に食物アレルギーのある方は是非。最低3日分(7日分あると望ましいです)

避難時には調理の不要な食料を最低一日分を持ち出しましょう。

 

水分

貴重な水も一人一日3リットル✕人数を最低でも3日分を目安に備蓄してください。(7日分あると望ましいです)

一時避難時には最低でも500mlのお水を3本は持って行きましょう。

 

お薬

治療中や持病をお持ちの方はお薬の予備を7日分備えてください、避難時にはお薬手帳も携帯しましょう。

 

ラップ

ラップもあると便利です。

食事の際にお皿に敷けば貴重な水で洗わなくて済み衛生的です。

ヒモにして縛ったり、ぐるぐる巻きにして固定したり

水や汚れを通さないのでケガの応急処置で傷口の保護に使えます。

体に巻いて寒いときの防寒にもなります。

 

トイレ

災害時、特にマンションにお住まいの方は排水管の損傷の可能性からトイレが使えません。

簡易トイレはダンボールを3枚重ねて作れますがプラスチック製の折りたたみ式が3,000円程度で購入できます。

45リットルの半透明と黒いゴミ袋に凝固剤、トイレットペーパーもしくちぎった新聞紙も併せて必要です。

トイレの回数は1人1日5回✕3日分が目安とされています。

処分方法:通常黒いゴミ袋は清掃業者は引き取りませんが半透明の普段お使いのゴミ袋に入れれば処分してもらえます。

プライバシー確保にプライバシーテントというものもあります。

 

防寒対策

カイロ

45リットルのごみ袋 頭と腕の部分に穴を開けてかぶると上半身が温かいです。

ラップ 足などに巻くと温かいです。

 

発災時ツール

ヘルメット・軍手・靴・ハザードマップ

地震の際は頭上から看板や割れたガラスが落ちてくる可能性があります。落下物からヘルメットで頭を保護しましょう

深夜の発災時に避難の際に割れたガラス等で手や足をケガしないよう軍手や靴は寝室の手の届くところにも置きましょう。

ハザードマップには発災時に取るべき行動や避難場所が記載しています、活用することで冷静に避難することができます。

 

避難時ツール

睡眠や衛生面で役立つもの、アイマスクや耳栓などご自身が睡眠に必要なもの

除菌シートや歯磨きセット・マスク等の予防衛生に役立つもの

 

情報ツール

モバイルバッテリーが1つあれば急な災害時にもスマホでご家族やご友人との安否確認や情報の確認に役に立ちます。

ペンやノート、マスキングテープやガムテープは家族への安否や避難所等の行き先を書いて玄関に貼っておくことで状況の確認に役立ちます。

また、ご家族全員が無事な場合に近所の方や救助活動をされている方へ無事を知らせることでスムーズな救助活動にも繋がります。

携帯ラジオ・電池・イヤホンもあると望ましいです。

 

これらを避難時に持ち出せるよう防災バックにまとめておきましょう。

 

災害への備え

ハザードマップを確認しましょう

まずはハザードマップでお住まいの地域の災害ごとのリスクを知ることが重要です。

地震・水害では一時避難場所が違う場合があります。ハザードマップから一次避難場所と避難所を確認しておきましょう。

発災時ご家族、ご友人との安否確認方法や在宅時や外出時ごとの避難場所や安全な避難経路も話し合って決めておきましょう。

安否確認方法:SNSやLINEの安否確認や災害伝言ダイヤル171の予行練習、玄関ドアなど目のつきやすいところへの貼紙

防災アプリの活用:自治体の防災アプリ・東京防災アプリ・河川防災情報など

 

住いの備え

自治体の助成制度を利用しましょう

自治体によっては住いの耐震診断・補強・解体助成制度や

ガラス飛散防止や家具転倒防止、感震ブレーカー設置の助成制度があります。

自治体は皆さんの安全な暮らしを守るための後押しをしています。

活用しましょう

 

 

災害が起こるたびに思います。

この教訓を無駄にぜず

話し合い、備えましょう。

ご自身とご家族を守るために